
セックスレスの原因と解消方法(以下当サイト)へお越しいただき、ありがとうございます。当サイトは、セックスレスの解決に特化した専門サイトです。
セックスレスとは?
セックスレスとは、特別な事情もないのに1ヶ月以上セックスがなく、その後も長期にわたることが予想される状況のことをいいます。
1991年に「あべメンタルクリニック 阿部 輝夫院長」が提唱した後、日本性科学会によって1994年に定義されました。
お互いにセックスを望んでおらず、関係が良好であればセックスレスとは言いません。
セックスレスという状況は、どちらかがセックスを望んでいるのにセックスができない場合に限定されます。
1ヶ月という期間が定義されてはいますが、毎日のようにセックスをしていたカップルが急にセックスをしなくなれば、それが例え1週間であろうとセックスレスと感じることもあります。
つまり、実際にセックスレスと感じる期間は人によって変わるということです。
セックスレスの原因
セックスレスの主な原因は、仕事や育児の疲労やストレス、精力の減衰、不妊体質、スキンシップの低下、セックスに対する抵抗や環境の変化などであるといわれています。
これらの原因が複雑に絡み合うことでセックスレスが起こるため、何が原因でセックスレスになってしまったか分からないという方がほとんどなのです。
しかも一度セックスレスになってしまうと元の状態に戻ることは難しく、多くの夫婦やカップルがセックスレスが原因で別れてしまっているのです。
事実、最近の離婚の原因の上位には必ずセックスレスが入っています。
セックスレスの原因を突き止めるには、今、パートナーがどのような状況になっているのかを把握し、その上で自分に悪いところがなかったのかを考えることが大切です。
女性がセックスレスに陥りやすい状況
女性の場合、生理や月経不順によってセックスができない、したくないという状況に陥りやすいです。これは女性にしかわからない悩みですから、男性の方はよく分かっていない方が多いと思います。
また、結婚して子供がいる女性の場合は、家事や育児に追われて休むことができないために、セックスを要求されても断ってしまうことが多いです。
男性の方は、断られたからといって怒ったり落ち込んだりせず、相手のことを理解して、夫・彼氏としてできることをしてサポートしましょう。
男性がセックスレスに陥りやすい状況
男性の場合は、体力の衰えや勃起不全など、自分の身体能力に自信が持てなくなってしまうとコンプレックスに感じてしまいます。こうした体の悩みはパートナーに打ち明けることができずに1人で抱えてしまうため、夫婦・カップル間の関係が悪化する原因にもなります。
もし男性が「仕事で疲れているから」とか「明日早いから」などをセックスをしない理由に使ってきた場合には、「私も疲れてるのに!」という風に思うのではなく、本当にそうなのか様子を見てみることも必要です。
セックスレスが引き起こす問題
「セックスレスってそんな重要な問題なの?セックスしないだけなんじゃないの?」と思われる方も多いと思いますが、セックスレスは、二人の関係をよりギクシャクしたものにし、不倫などの不貞に走らせ、最終的には離婚に辿り着くというとても深刻な問題です。
下の表は、2013年12月にコンドームメーカーのジェクス株式会社が、全国の20代から60代までの男女5,029人を対象に実地したアンケート『この1ヶ月におけるセックスの回数』の結果です。
| 回数 | 男性 | 女性 |
|---|---|---|
| 1回 | 20.8 | 20.3 |
| 2回 | 17.2 | 16.6 |
| 3回 | 10.6 | 9.7 |
| 4回 | 7.9 | 7.5 |
| 5~9回 | 8.5 | 7.6 |
| 10~19回 | 2.5 | 2.3 |
| 20~49回 | 0.9 | 1.7 |
| 50回以上 | 0.8 | 0.3 |
| 0回 | 30.8 | 34.0 |
この表を見ると、セックスレス人口は全体の3割も占めていることがわかります。
たったの3割と思うかもしれませんが、3組に1組のカップルが離婚するといわれている日本においては、セックスレスが離婚に大きな影響を与えているといっても過言ではありません。
セックスレスの具体例
パートナーとの関係が良好なうちは「自分たちは大丈夫」だと思って、セックスレスを問題視することはないと思います。しかし、同棲や結婚が長くなることで、セックスレスに陥ってしまう可能性は十分にあるのです。
その具体例をご紹介します。
セックスレス夫婦
結婚する前はセックスレスとは無縁の生活を送っていたのに、結婚して夫婦になったらセックスレスになってしまったということはありませんか?
こうした夫婦感のセックスレスには、会話やスキンシップの減少、体力や精力の衰えが影響している可能性が高いです。
産後のセックスレス
女性がセックスレスになる時期として一番多いのは、産後だといわれています。
子供が生まれる前まではセックスレスとは無縁の生活を送っていたのに...という夫婦の方たちも少なくはありません。
産後女性の体に起こる変化とセックスレスにはどのような関係があるのでしょうか。
同棲とセックスレス
セックスレスになりやすい時期の一つに同棲があります。
別々に住んでいた時は会えば必ずセックスをしていたのに、同棲を始めてからほとんどセックスをしなくなった、というカップルが非常に増えてきているといわれています。
セックスレス解消の糸口
セックスレスの原因、解消法については、当サイト全体で細かく解説していますが、セックスレスに苦しんでいる方にまず知って頂きたい事があります。
状況が変わるのを相手に委ねない
夫婦でもカップルでも、長く連れ添っていると喧嘩をすることもありますが、その際に「絶対に相手が悪い」と固く思い込んでしまうと、二人の溝は永遠に深まってしまいます。
そもそも、「絶対に相手が悪い」と思い込む状況は、本当に相手が悪い場合よりも「自分の否を認めたくない」場合の方が多いのです。
特に、このような頑固な面は、女性よりも男性に多く見られると思います。
実際にセックスレスで苦しんでいる人は、女性よりも男性の方が多いのですが、それはただ、”男性の方が性欲が強いから”ではなく、”頑固になることで、相手への理解が欠如してしまうから”なのかもしれません。
男性は、パートナーをセックスに誘う時は下手(したて)に、断られないように静かに誘います。そこでパートナーに「今日は頭が痛い」「今日は気分が悪い」などと一蹴されてしまうと、怒りが爆発し、相手に不満を抱いてしまうのです。
この話だけを見ると、まるで男性だけが自分勝手な生き物に見えますが、決してそうではなく、これはお互いの理解の欠如が招いている事態です。
(せっかく誘ってるのにまた断りやがって、こんな女と付き合ってなんかいけない)(この人は自分の事しか考えてない。私の事なんかこれっぽっちも頭に無いんだわ)
お互いに怒りが増し、自分の否を認めないためにどんどん相手を否定していきます。その結果”離婚”に落ち着くのです。
ここで「状況が変わるのを相手に委ねない」の話に戻るのですが、頑固な人は、”絶対に相手が悪い”と考えているので、相手が自分の理想通りの人格に変わるのを待つ事しかしません。
待っているだけでは状況は変わらない
衝突を避けるためとはいえ、ただ待ってるだけでは相手は変わりません。お互いに変わることがなければ、状況は常に悪くなり続けます。
今一度自分の否を認め、相手への理解が欠けていなかったか思い出しましょう。また、自分が変わるからと言って相手に「俺は考えを変えるから、お前も変えろ」だとか「私も否を認めるから、あなたも認めて」などと言ってはいけません。
まずはあなた自身が、一足先に自分の欠点を見直すのです。その結果、たいていはセックスレス以前の問題に辿り着き、そして初めて解決へと進みます。
「俺は生まれつき頑固だから仕方ない、相手に変わってもらうしかない」という考えは持ってはいけません。しっかりと相手への理解を持てる人間になるのです。
セックスレスにお悩みの方々へ
「セックスレス」はとてもデリケートで複雑な問題です。
そのため、誰にも相談することが出来ずに一人で悩んでしまい、その結果、別れという最悪の方向へと進んでいってしまうことも珍しくありません。
当サイトでは実際にセックスレスに悩む方々の思いや、その解消方法を紹介していますので、抱えている悩みを共感したり、解決のヒントにしていただければ幸いです。
