セックスレス夫婦について

結婚する前はセックスレスとは無縁の生活を送っていたのに、結婚して夫婦になったらセックスレスになってしまったという夫婦のことを指します。

こちらのサイトをご覧の方なら「セックスレス夫婦」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

なぜ結婚する前はなにも問題なかったことが、結婚し夫婦になると起きてしまうのでしょうか？

それは夫婦になったことにより起きる様々な生活の変化が主な原因だと言われています。

以下にその主な原因と解消法を紹介していきます。

遅くまでの仕事や、一日中家事に追われてしまって会話という基本的なコミュニケーションが非常に少なくなってしまっている。

一番身近にいる相手なのに、パートナーが何を考えているのか分からない。

表面的な何気ない会話はできていても、夫婦としての将来の夢や展望などに関する話をしたり、二人の価値観を確認したり、共感し合うような話ができないと漠然とした不安を抱えてしまいます。

こうした会話の減少が原因で、夫婦間に亀裂が生じて、お互いの存在を蔑ろにしてしまい、その結果セックスレスに繋がってしまうのです。

対処法

普段の生活の中ではなかなかあらたまった話というのは切り出し難いとおもいますので、結婚記念日や誕生日など特別な日を狙って行うといいといわれています。

付き合い始めの頃や新婚の頃は、手をつないだり、ハグをしたりすることが多かったのに、結婚してからはいつの間にかそういった行為をしなくなってしまった。

スキンシップというのは言葉以上に相手に思いを伝えられたり、気持ちを感じることのできるものです。

そうした行為が減ってしまえば、パートーナーに対する気持ちも冷めていってしまうのも当然です。

スキンシップの減少は、そのままセックスレスに直結してしまうのです。

対処法

いきなり昔のようなスキンシップは難しいので、普段の生活の中で少しずつボディタッチを増やしていくことが大切です。

男性の中には、奥さんとだけセックスできない「妻だけED」になってしまう人もいます。出産を機に男性の目線が「男女の愛」から「家族愛」に変わり、奥さんをセックスの対象として見にくくなってしまうのです。

対処法

こういう時、女性は「このまま一生セックスできない」「愛されないのが辛い」と焦りますが、それは当たり前のことです。愛されることも性欲も女性にとって大事です。しかしここで大事なのが焦らないことです。

妻だけEDの男性は奥さんとセックスすることの臆病になっているので、手を繋いで寝る、ハグをするなどのシンプルなスキンシップから徐々に慣らして距離を縮めてみてください。

妊娠出産を機にセックスレスになる夫婦はとても多いです。先述のように男性の見方が変わるのもありますが、女性も授乳している期間はテストステロンやエストロゲンといった性欲に関係するホルモンの分泌が治まってセックスを求めなくなります。ただし、これは生理学的に仕方がないことなので、あまり気にされないでください。

対処法

しかし、赤ちゃんのお世話が落ち着いて久しぶりにセックスしようとしても男性側の性欲が冷めていてセックスレスに…というパターンは本当によくあります。

対処法としては出産後も夫婦間の軽いスキンシップを積み重ねて、お互いに愛し合っていることを再確認し続けるのがお勧めです。

「セックスレスになったからお互いに解消できるよう頑張ろう」と意気込むより、セックスレスになっていることを意識させないように細かいスキンシップを続けておけばキッカケが掴みやすく、ふとした時にあらためてセックスしやすくなる…という方もいます。